ゲスト以外はまあ…
クリスマスの魔法のお陰でシリアスな物語への珍奇かつ奇跡だらけの装飾にもギリギリ説得力を持たせてしまう絶妙なバランス
しかしやはりフェーズ4ドラマあるあるの「中盤まではとにかく素晴らしいのだが、ファンサを狙って要素を搭載し過ぎて自滅する」という悪癖はいくらクリスマス効果があっても抑えられるものではなかった。
サプライズゲスト2人もキャラを立てるため良いように利用されただけに見えて正直好感は持てなかったな。
まあ彼女の方はそこそこ心を打つ物語ではあったんだけど、彼の方がねえ…流石にね。
しかしEP.3のアクションは文句なしに素晴らしかった。個人的にはウィンソルのハイウェイシーン越え。
トリックアローの連射に加えて、ホークアイのベテラン感とケイトのアマチュア感が良いバランスだし、クールなシークエンスなのに
・カラーボールの中に飛び込むクリント
・潰されるサンタ→そして起き上がる
などなど常に微笑ましいユーモアを忘れてないのが素晴らしい。
10分ほどのアクションシークエンスの中で緻密に詰められた情報が連打されていて楽しかった。
後の
・電車の中でベタ褒めされるケイト
・補聴器を壊されたホークアイがケイトの助けで電話に応答
も久々にMCUで感動した。
聴力によって隔絶されていても間違いなく心は近づいているのがジワーッと伝わった。
ケイトの純粋さも素敵です。
活躍と失敗の仕方が正しい。
