「クリスマスまでには!」
MCUドラマシリーズ第4弾。初期アベンジャーズ6人の中でも一番地味だった(劇中でも言われている)、ホークアイにやっと単独主演が回ってきました。前回のドラマシリーズ「ロキ」では宇宙が時間がどうたらで壮大過ぎたが、今回はある意味対極。でもやっぱMCU繋がりはガッツリ。予告じゃ悪者倒してスッキリみたいな感じだと思ってたが(いやまあ内容はそうなんだけど)、そこはMCU、色々ドラマを入れている。最近のMCU作品じゃ「ブラック・ウィドウ」ぐらいは見たほうがよろしい。
親友であるナターシャことブラック・ウィドウも過去の清算と世代交代がテーマなんじゃないかってくらいだったけど、ホークアイも同じで、今作のヒロイン、ケイトがホークアイを受け継ぐのかホークアイが2人になるのかも楽しみでもある。てかケイト、最初は少々ウザかったな。ケイトのしくじりのせいで事件が起きたのに、クリントの言うこと全然聞かないし。あと能力高すぎ。5歳から武術習っただけなのにかなり強い。
クリスマスシーズンが舞台なんでやたらとクリスマスにかこつける台詞やジョークが多かったな。クリントがクリスマスの日までに帰る約束をしてるってのがあるからなんだけど。そういう感じで家庭環境が垣間見れるのもホークアイならではでもある。
指パッチンで消えた人が実際どんな消え方して戻ってきたかってのがナターシャの妹・エレーナ視点で分かるのがちょっとホラーチックで驚いた。この娘もホークアイ通じてどうなるのか見物。ケイトとのやり取りは面白かった。
最初はなんかウザい娘との珍道中みたいな感じで終わるのか、と思ったけど4話ぐらいからドンドン面白くなっていったな。ラストのミュージカルがちゃんと作りまくって完成度高くて逆に笑ってしまった。総じて見終わった後は満足度高かったです。
今回の黒幕は「デアデビル」というMCUヒーローの中のヴィランで大人気らしいが、netflix版も原作コミックも見てない自分にはただのガタイ良いオッサンにしか見えなかった。ここは色々とややこしいので、気になった人は検索。今作の義足娘マヤが次作のドラマシリーズ主役らしいので、まあ死んでないであろう。