いゃ〜面白かった！一気に見てしまった。
DCコミックス「ウォッチメン」には詳しくありませんが、“ショーランナー”のデイモン・リンデロフ（LOST,Star Trek）は『原作コミックのリミックス』と例えており、原作から34年後（2019年）の架空世界が舞台となり、原作キャラに新キャラも加えて、奇しくも現在の#BlackLivesMatter に呼応するかのような人種的緊張を取り巻く事件に焦点が当てられています。
レジーナ・キング演じる“シスター・ナイト”が主役ですが、他にもマスクで顔を覆った（DCお得意の）ダーク・ヒーローも登場し、原作キャラの“ドクター・マンハッタン”のスーパー・パワーがストーリーのkeyとなります。
音楽もトレント・レズナー／アッティカス・ロスの丁寧な仕事で最高！
各エピソードどれも面白いですが、『スーパーヒーローがマスクをする理由』が（自分達が思っていた事のより向こうにあると）明らかになるep.6に“ブルっ”となりました。
G.F.氏死亡事件でのデモの中、（パンデミックなのに）黒人がマスクをするのを躊躇する理由や、デモとは関係なく（その期に乗じて）全身黒ずくめで破壊活動を行う（黒人とは限らない／白人が多い？）“ブラックブロック”の存在…など、ただの設定上の平行世界でなく『現在・現実』をミラーリングしてるかのような描写が素晴らしく、ホントに色んな事を考えるキッカケになる作品だと思います。
激しくオススメします！
