Mai

ザ・ネバーズのMaiのレビュー・感想・評価

ザ・ネバーズ(2020年製作のドラマ)
3.7
大好きなジェームズ・ノートンが出ているので配信を心待ちにしていた作品。HBO Maxで最高視聴率を叩き出したという前置きがあったのでかなり期待して鑑賞した。

ある日突然超能力が使えるようになった"Touched(タッチト)"と呼ばれる女性たちが、次々現れる謎の敵に立ち向かっていく。"タッチト"達の能力は、未来を予知したり物を凍らせたり嘘を見抜いたりと様々。自分の能力を生かして恐れずに敵に向かっていく女性達は皆美しくたくましく描かれていた。

終盤で突如SFドラマが始まった時は、思わず停止して違うドラマを観ていないか確認してしまった。それくらい突然ガラっと変わり、今までの登場人物が出てこない異例のSF回がスタートする。よくよく思い返すとこの回がストーリーを把握する重要な回だったと思う。

主人公のアマリア(ゼファー)を演じたローラ・ドネリーは「アウトランダー」でジェイミーのお姉さんを演じていたのが印象深い。

美しい女性陣ばかりのなか、連続殺人犯のタッチト マラディを演じたエイミー・マンソンの気迫が凄まじかった。あそこまで役に乗り移っていると、実際の彼女の姿が全く浮かばない。

そして大好きなジェームズ・ノートン!今作のような女たらしな貴族の役も整ったルックスでバッチリ決まっちゃうのが彼の魅力!はだけたガウン姿でカウチに座るシーンの色気といったら(溜息)。このドラマの中で一番知名度があると思われる彼がこの配役だから面白い。

本作の監督ジョス・ウェドン(アベンジャーズシリーズ)はガル・ギャドットやレイ・フィッシャーからパワハラで訴えられている注目人物。こういった報道を知ってしまうと見る目が変わってしまうのは否めない。

後半6話は2022年放送とのことなので楽しみだ。
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