5点以上はないのか？！！！？！
学校給食が出る平日分毎日何百回もエピソード作ってほしい！いな！大変なら先生と神野くんが食べてる映像だけください！！！！！！
面白いと云う口コミから興味が出て見てみたところめちゃめちゃ面白くてクリティカルヒット。
ご飯食べる時に見てました。
たまたま自分のご飯食べ期(元々食への興味が薄く食いっぱぐれることも)と当たっただけかもしれませんがコロナ禍で在宅が続き食が細くなっていたのが これを見始めて食欲大爆発。
夕ご飯食べた後にどん兵衛食べてお味噌汁お椀いっぱい2杯おかわりとか、パンを3つ食べてから夕飯も食べるとかしました。
市原隼人の給食を味わう演技が天下一品。
彼はこんなにユーモラスな才能を秘めた逸材だったのか、知りませんでした。
緩急が素晴らしく見ていて飽きません。
給食ライバル(?)の神野くんも中学生らしいあどけなさもありながら、これが見本ですと言えるほどの完成されたドヤ顔を披露してくれました。
給食の献立から広がるエピソードの魅力もありますがこれは何と言っても役者陣の活躍あってこその面白さだと思います。
主要キャラの甘利田先生、神野くんだけではなく、1-1のバリエーション豊かな生徒たち。いるいるが具現化されてそこにあります。
ヤンキー、俯きがちな優等生、派手な子、不思議な子、ふとっちょetc
愛らしすぎます。
少年たちがちゃんと中学生をしていて好感持てます。
役者のネームバリューで選出され、実年齢もクソもない無理矢理あてはめた世界観崩壊学園ドラマとは一線を画すリアル中学給食の世界です。
職員室の雰囲気もまた素晴らしいです。
体育教師のキャラ付け、校長先生、副担の御園先生。名脇役過ぎます。
また、給食費の紙幣が旧札である、校舎・教室の古びた感じがとてもリアリティある(実際の学校を使用しているのでしょうか)、先生の机の後ろの棚の中の小道具の錆びた感じも素晴らしく手を抜かず世界観を構築されているのがたまりません。
その本気、しかと受け止めよう！と心意気を受け止め続けたら、最終話で泣きました。
まさかそんなことが起こるとは。
本当に心から給食愛があり、作品を作り上げているということがわかり、先生や神野くんのキャラ設定、ストーリー運びにも、打算や忖度がなく純度の高い給食愛に胸打たれました。
脚本にしても、甘利田先生の食の雑学や、パワーワード頻出の様子などアクセントがあり工夫されているのがよくわかります。
大人の本気遊びを見せてもらった極上のエンターテイメントです。
ありがとう、ありがとう。
自分が日本の学校給食を経験できて良かったと心から感じました。
話変わりますが、日本が他国に比べ衛生的な理由って、学校でみんなが分担されて、掃除するからなのかな？と思ったことがあります。
配膳して後片付け、掃除までする。
だからこその事件が起きるエピソードもあり、面白かったです。
まだ映画があるのと、シーズン2があるのが楽しみです。
