20年前に起きた病院での新生児誘拐事件。
その死亡した犯人の娘が新聞社に内定する。
社長命令でその事件を追う資料部に左遷された元記者の物語。
これだけで「相棒」や「特捜部Q」的で推理小説を読んでいるような感じのドラマ。
2時間の映画にまとめられる程のストーリーを長丁場のドラマにしたことにより、余計なシーンが多かった。
しかし、より文学的な描写にはなっていると思う。
ストーリーはあまりに唐突な犯人と真相はセリフでの解明と映像的な展開は見られなかった。
主演も犯人役もあまり個性は見られず、唯一目撃した当時の幼い子が風俗嬢になっているそのエピソードとシーンが雰囲気が違ってよかった。
たくさんのストーリーが組み合わさっているが演出次第ではもっと面白くなったかも。
連続ドラマではこういう王道になるんだろう。
ドラマWはなかなか面白いと思う。