このレビューはネタバレを含みます
とにかく長かった。
でもこの長さが事件の重大さを物語っていたとすごく思う。
奮闘する女刑事達も、もの凄く嫌な思いをしながらも、それでもレイプ犯はそんな簡単には捕まらない。
一方、別の州のずっと遠い所に住んでいる被害者の女の子も、事件後まわりを全く信じられず毎日辛い思いをしていた。
一度「レイプ被害には遭ってない」と警察に嘘をついてしまった事が原因なんだけど、その時の警察もちゃんと捜査せずに被害者に言いづらい事散々言わせて、嘘だと言ったら「無駄な手間を取らせやがった」と10代の女の子を叱りつける始末。
遠回りしようとそれが仕事でしょ?と、すごく憤りを感じた。
事実だと分かった時の500ドルの詫び金はあまりにもこの娘をバカにしてる。
(思わず電卓で日本円に換算してみたよ)
担当刑事が最初から女性だったら、こんなに深く傷つかなかったのかな…
身寄りも居ない女の子がひとりで苦しんでるのは見てて辛かったけど、すごく強い子だと思った。
最後はきっと誰も自分を知らない所で、一からやり直すんだろうな。
この被害者の女の子とふたりの女刑事が一度も会わずに、
最後に女の子が、自分がいま元気だというお礼の電話だけの会話で終わるのが、ドラマとしては珍しく、なんか良いと思った。
あと、全然脇役だけど、警察署内で捜査チームのデスク担当?の中年女性デイル・ディッキー(男は45までがストライクゾーンらしい🤣)が、めちゃ情報収集に優れてて仕事早くてカッコ良かった。
私もヨボヨボになっても働き続けたい❗️