ハイスクールミュージカルのリブートとしてシーズン2を終えた今作ですが、はてどうでしょう。
ドラマとしてのテンポ感は大変悪く、ほとんどがティーンたちの恋愛模様で幕をとじます。
シーズン1ではさほど感じなかった、主人公のリッキーの痛さが凄まじく、空気の読めなさはピカイチでした。
シーズン2のメインテーマは美女と野獣の演目でメンケン賞を狙う。というものでした。
その練習風景で歌われる様々な名曲のアレンジはとても良かったです。
しかし、肝心な最終回では本番のシーンは10分となく、挙げ句の果てにはメンケン賞はもうどうでも良いという結果に。
コロナで思うような作品が出来なかったかもしれませんが、結局我々はこの3ヶ月何を見せられたのでしょうか。とても残念です。
スターであるオリヴィア・ロドリゴのソロ曲など、素敵な曲は多いものの、何を伝えたいかをハッキリとさせないと、未来はないです。
次回作に期待するとなると、
音楽プロデューサーとして登場したニーナのお兄さん役のジョーダンフィッシャーぐらいかなぁ。