Kz氏

マリアンヌ -呪われた物語-のKz氏のレビュー・感想・評価

マリアンヌ -呪われた物語-(2019年製作のドラマ)
3.5
放置していたフランスのドラマがこの上なく面白いと聞いて……

深い穴の底にいる魔女の呪いの話で、怖い。
派手な仕掛けはなく、閉ざされたドアとか喋る人形とかの小道具と、悪夢を小説に書くと現実になったり、誰が憑依されているか分からなかったりという展開で、十分に怖い。
「ミザリー」みたいな設定で、「オーメン」や「ヴィジット」を思わせる始まり方をして、カロリーヌの母は「ヘレディタリー・継承」のトニ・コレットそっくりの表情を見せる、のが、「ローズマリーの赤ちゃん」の縁語になっている、という、ホラー愛に溢れているからだろう。
Kz氏

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