mariA

椿の花咲く頃のmariAのレビュー・感想・評価

椿の花咲く頃(2019年製作のドラマ)
5.0
何度見ても新しい面白さがあり、本当によく出来てるなと感心させられる作品

カンハヌルのヨンシク役はハマり役だと思う。どこか影のあるドンペクを一途に暴走的に愛する男。いつもポジティブな言葉をかけ、溢れる愛情表現を惜しみなく与える男。

コンヒョジンの卑屈に見えて時に胸を張って強くなるドンペクも当たり役。芯の強い女って細いもの。めそめそしながら周りに受け入れられていくドンペクを見てこちらもほっこり。

前半はヨンシクとドンペクの愛の助走的な話しで後半ミステリー要素も加えながらも、どちらもしっから話を進めていく。

2人の愛の成長を軸に、街の人たち、親子、夫婦色んな人間模様があるがどれも涙無しには見られない。特にピルグの演技には涙を誘われる。母親をおもうあまり、実父と新しい父親候補のあいだで時に愛らしく時に憎らしく振る舞う姿に何度泣かされたか、、

殺人事件も絡めながら誰が犯人か謎解きに気をひかれながらも、結局はヨンシクの人柄目当てで見てしまう。

色んな形の幸せを見せてくれる最高なドラマ
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