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三つ首塔のcamusonのレビュー・感想・評価

三つ首塔(1977年製作のドラマ)
3.5
1977年の日本のテレビドラマ。全4回。レンタルDVDで見ました。

横溝正史の小説をいくつか読んだら、
無性に映像化作品見たくなったので。

古谷金田一です。

この時代のテレビドラマには熱気のようなものを感じます。
登場人物の過半が性倒錯者というとんでもなくあやしい話を、
夜の10時からとは言え、普通にお茶の間に流していたことも凄いことです。

角川の金田一ものは、少々雑なところがあっても、
ケレン味で押し通せているところがいいですね。

真野響子がまだ若くて生真面目な可憐さが残っていてイイです。
ピーター、米倉斉加年などの癖の強い脇役も楽しめます。
特に長門勇の警部役がいい味出しています。

大関優子=後の佳那晃子(魔界転生の細川ガラシャ役)だったのですね。
綺麗です。
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