面白かった。
歴史物だけど渋沢栄一が主人公だから商売のお話でもあって。
草彅剛が渋くて良かった。
若い頃の慶喜も、中年の頃も老年の頃もそれぞれ違いつつ同じ人って感じで。
栄一が長生きだから時代の移り変わりが早くってどんどん話が進んでいくのも良かった。
栄一の父母も良かった。
橋本愛のお千代さんも腹の座った奥さんって感じで良かった。
終盤は何度も反戦反戦と繰り返されて急に作品の雰囲気変わってしまったなという印象を受けた。
栄一の孫まで出てきたけど、年寄りメイクした吉沢亮が全然年寄りに見えなかった。腰の曲がった芝居をしても吉沢亮の若々しい腕をシャツの下に感じられて格好いいけど成人した孫のいる男の腕じゃないなあ…と思った。
50歳からは別の役者を当てるべきだったんじゃないかと思う。
子供と孫が出てきても歳の差が見えなかったのが残念。
徳川家康がたくさん出てくるのは徳川の世から明治大正へ時代がちゃんと続いてるって感じで好きな演出だった。
