原作既読。映画版は鑑賞済み。
「リング」には、テレビ版もあり、
一部の人の間では、映画版よりも評価が高いとのことなので、
見てみることにしました。
映画版よりも2年以上早く公開され、より原作に近い内容だそうです。
浅川役に高橋克典、高山役に原田芳雄、貞子役に三浦綾音。
確かに原作からの改変が映画版より少ないのですが、
映画版の原作からの改変の効果が、
それなりに検証できる内容となっているのかなと思いました。
原作の面白さを説明したくなるのは分かるのですが、
全体的に説明的で、ちょっとくどい感じがしてしまいました。
ビデオの最後の部分を補完したところなどは、クド過ぎて、なんだかなあと。
映画版も映画にしてはチープなのですが、
テレビ版は、そのまんまテレビドラマのセットと絵づくり、
2時間サスペンス風味で、ホラー要素が薄まっています。
原作で感じたゾクゾク感は、感じられませんでした。
映画版と最も異なるのが、貞子の造形で、
映画版の貞子のイメージが刷り込まれ過ぎているというのもありますが、
これ見よがしに、形の良いおっぱいをさらけ出しているテレビ版の貞子も、
何かイメージが違うような気がしました。
タマタマがついていて、女の裸じゃないんだから、エロじゃないもん！
と言えなくはないんですけどね。
