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四人の義賊 一枝梅のtanziのレビュー・感想・評価

四人の義賊 一枝梅(2010年製作のドラマ)
3.3
キャストのバランスがいい。
主人公に霍建華。加えて劉詩詩、馬天宇という単独でも主役を張る人達、そこに我らが釋延能がいる、というのも点数高い。

最初はこれぞ義賊という感じだったけど、だんだん4人の過去にまつわる事件が起こり…という筋立て。
マンガ絵が入るのは気にならないけど、かなりの回想が入りこむ構成が連続して見ると少々くどくも感じる。

その回想ではゴーシャオとルーイーはちょっとライインに無神経すぎるのじゃないかと同情してしまった。

絵に描いたような奸臣イェン・ソンは失敗を重ねる錦衣衛長官(錦衣衛の衣装はアガる)イン・ウーチウ(ライイン)を蹴りまくるが、その都度許しちゃう。
私ならすぐシャーしてます。
実は大好きなんじゃないの 笑

このウーチウは悪役として華がある。執着も成り上がり方もヤサグレ具合も顔つきもよい。
演じたエドウィン・シウは香港俳優。

そしてもう1人の香港俳優、リウ・カイチーがすごくいい役。アクションもちゃんとあり頑張ってた!

本国放映は2010年。クレジットにまだ(中国香港)もなく、それから香港を取り巻く環境は激変してしまったなぁと、ありし日の元気な顔を眺めながら彼のことを思い返してしばし考え込んでしまった。

後半イェンソンの息子として登場したシーファンは隻眼のビジュアルその狂人ぶりにラスボスかと期待したけどそうでもなく、あくまでもシャオゴウとウーチウとの因縁で締めた。

主役の霍建華は目を伏せるとアーロン・クオックに激似。骨格が同じ?いずれにせよ大変顔がよい!好き。
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