ねっしー

連続殺人鬼カエル男のねっしーのレビュー・感想・評価

連続殺人鬼カエル男(2019年製作のドラマ)
3.4
リアルタイム。

描かれないラストカットの先に、鑑賞者の望む懲悪が見えるのは上手いです。


前半のかなり惹きのあるキャラ付けなんかも良かった。
ただ、5/8話くらいになってくると事件の全貌も察しが付き、物語のプロットを順番に確認する作業になってしまったのが勿体無い。

ハイライトを落として、コントラストを高くした画面も、序盤は面白かったけど最後の方まで行くとマンネリ感が強くなる。


物語は刑法第39条の精神疾患のある人間は法の裁きを免れることに対する問題提起だった。
筈なのだけど、結局その法は無くなるべきなのか、他の形にすべきなのかという議論がなされなかったので、あまり興味を持てなかった。
そこに犯人の感情が見えないのが問題だと考える。










やっぱり物語は感情と結論が大事。
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