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天 赤木しげる葬式編の1222yuyaのネタバレレビュー・内容・結末

天 赤木しげる葬式編(2019年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

福本伸行の漫画「天-天和通りの快男児」の最終エピソードのドラマ化。
「天」自体はいわゆる麻雀漫画だが、この最終エピソードである通夜編は麻雀を全くやらない。

天才的な博徒である赤木しげるが、アルツハイマーにより自分が失われる前に葬式を行い、通夜と称し縁ある人物たちと話をし
て語り合った後、安楽死をする…。

全18巻の漫画のラスト3巻が、主人公である天を差し置き、麻雀もやらず、赤木しげるという一登場人物の通夜で終わる。


名言連発の神エピソード。
天のドラマは見ていなかったのだが、通夜のみのSPドラマをやるということで録画して視聴。
吉田栄作が思ったよりも悪くなかった。
原作読者であれば、ドラマシリーズを見ていなくても十分楽しめる。

とにかく赤木しげるから放たれる台詞全てがかっこいい。
癌で死ぬのが怖いという銀次に、赤木がかける台詞で泣いた。


端折られた部分も多々あるので、このドラマを見て少しでもいいなと思ったら、漫画の通夜編(天の16-18巻)を是非読んで欲しい。
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