モフモフモサモサ

雲が描いた月明かりのモフモフモサモサのレビュー・感想・評価

雲が描いた月明かり(2016年製作のドラマ)
3.5
なかなか映画館に行けていないので韓ドラに手を出して、爆進中です。

男装女子にあんまりはまれず。内官でない女性としての綺麗なヒロインをもう少し見たかったのと後半がしんどいです。
会えない切なさよりも政治的なジレンマ(政敵の妨害)がストレスで、半沢直樹続編を並行して見ているせいか、世子様が半沢氏ならば毎回、倍返しの上に土下座させちゃうのにって思ってました(同じ人を)。

様々な登場人物の結末はそれなりの都合の付け方で納得いくのですが、世子様の友であったキムユンサンの扱いは少し可哀想だと思いました。最後に世子様に思い出しもされず。もう一人の世子友のキムビョンホンは力技でゾンビのごとく復活したのに。
あと赤ちゃん(男の子も女の子も)はどうなったのでしょうか? 少し怖いのです。

ラストのコスモス畑にて。ラオンの「その世界での私は誰?」に対する世子様のセリフはきっと「私の妻」みたくプロポーズ的なものだと思ってましたが、「私の世界のラオン(楽しさ)」でした。

一見ハッピーエンドですが、調べると参考にしたらしい実在モデルの世子様は短命で王にはなれずとのことで、フィクションながらあえて終わり方をぼかしているようにも感じられ。深読みしすぎですね。失礼しました。

そして何気なく物語に全く影響のない妹王妃とドッコの恋愛を応援して見てました。