警察内の刑事課対公安の抗争劇。
娘の死を公安の責任にして仕事に逃げる刑事。
国を守るためという大義のために組織の犯罪を隠蔽する公安。
原作者は社会の闇を描くのを得意としているがこの作品も同じ系列に入るんだろう。
しかし、どうにも薄っぺらい。
もでるにグラビアアイドルに芸人とプロの俳優でない演者が主軸になるキャスティング。
事務所的には頑張ったんだろうが作品的にはかなりレベルダウンとなった。
皆さん熱演で普通のテレビドラマであれば充分かもしれないがそこはドラマW映画以上の質を望みたい。
ラストなどはそこらの刑事物みたいな雰囲気で笑ってしまった。
谷原も泰造も高嶋弟もみんないい声していた。
抑えた演技の時のみだけどね。
張った声になると途端に素人臭くなる。そういう演出の作品ならいいけどこの作品はそこを狙ってはいなかったと思う。
キャスティングて大切。