あかつか

フルハウス<ファースト・シーズン>のあかつかのレビュー・感想・評価

5.0
記念すべき第1シーズン。昭和末期生まれの私の原体験からいうと、18時25分からの3ch(2chではない!)はこういうのばかりやってていつも見てた。所ジョージでお馴染みの『アルフ』とか。社会人になってDVDBOXを大人買いしたものの、10年ほど未開封だった。

今でも同世代の人に会うと、「『フルハウス』見てた?」という会話は欠かさないようにしている。とにかく思い入れのあるドラマ。iPodに主題歌「Everywhere you look」入ってるし。自分自身も3人姉弟の末っ子なので、常にミシェル目線でドラマを見ていたような。

最終的に掃除マニアというキャラが確立するダニーは、この頃はまだ掃除が苦手なご様子。大人3人で家事に育児に四苦八苦。

東横線の渋谷駅構内を歩いていて『童貞ペンギン(監督ボブ・サゲット)』というポスターを見たときの衝撃を今でも覚えている。ボブ・サゲットがダニー役の印象とはかけ離れた卑猥なネタを得意とするコメディアンが本業なんだと知ったのはその頃。


まだまだ子供達も小さいので、大人の男3人が中心のエピソードが続く。子役の中では4歳のステフがその天才的な演技力を発揮し、とても生き生きとしているのが印象的。

ステフが作ってくれたプレゼントが何なのかわからず、ダニー「ありがとう、とても素敵な…だね」からの、それを察したDJの「かっこいいネクタイピンでしょ?」という助け舟のシーンが好き。

ベストエピソードは「姉さんはつらいよ!」かな。ステフの天才っぷりがよくわかる。
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