一体誰が犯人なんだろう…って、最後の最後まで踊らされる感じ、悪くなかった。
みきお(子役)と木村さつき(麻生祐未)の演技がすばらしい。
でも…でも…、あまりにも「真犯人」の手がかりがなさすぎないか?
っていうか駐在さんが「なんか恨まれるようなことしたっけな?」って言うけれど、こんなすごいことだったら普通覚えてるよね…。
みんなあまりにも連絡をとらさなすぎ。事後報告が多すぎ。
駐在さんにしても、動くんなら無線で伝えればいいのに。あまりにもふたりとも相談しないで動くから、疑われるんじゃないの??
何のための無線なんだ? 受信専用なのか?
最後、小籔演じる刑事がなにかすごい秘策を出すのかと思いきや……。
そしてタイムパラドックスっていうのは無視なんだな、と。
バック・トゥ・ザ・フューチャーでは、自分がやったことが即座に新聞記事に反映されていたけれど、ここではそんなこともないし、なんなら予言の書であるはずのノートも途中から意味がなくなるという。
っていうかあの時代だったら普通、ノートの内容は写真にとってスマホで持ち歩くのでは?なぜ頑なにスマホを見ないのだろうか。
そして、ちょいちょい目的がよくわからない箇所があった。
そもそも父に嫌疑がかからないで、自分たちが幸せになることを目指していたんだから、序盤の21のジュースをあのまま飲ませておけば問題解決だったのでは?
なんかいろいろと欲張ってしまったからか、中盤何のために主人公は動いているのかよくわからなくなった。