続きが気になって一気に見られた。毎週毎週こんなに引っ張られるのはなかなかの試練
ただ、「当時評判が良くて話題になっていた」「最後は賛否両論だった」というイメージで見たので、いいところもたくさんあったのだがツッコミどころとなんとなくチープな感じとで、あと一歩感というか、あんまりこういう言い方したくないけどよくも悪くも日本のドラマというか、なんか軽くて、この内容ならもうちょっと重厚感がある風にもできたような、という印象でした。
タイムリープは最近のアニメなどでももう定番中の定番だからけっこう見慣れた話の展開ではあるけど、タイムスリップはひさびさでちょっと新鮮だったかも。
孤狼の血2で感動した鈴木亮平さんの別の演技も見たくて見たので、そういう意味では完璧な満足感でした！！こういうのが見たかったー！お父ちゃん！改めて好きになった。
心配すんなーって空元気のあとの笑顔を残した不安げな表情がたまらんです。心からまったく目をそらさずに新聞屋さんに「サンキュー！」って言うシーンめちゃ好きでした。
タイムスリップしてサイコパスな犯人と対決するには主人公の頭が悪すぎてちょっといらいらした。でもまあ竹内涼真さんならしょうがないかーと思える隠しきれない陽キャ感。クラッカーぱん！てされて目をぱちくりさせてるところが最高でした。
榮倉奈々さんは、現在のおばちゃん感とのギャップもあってすんごいかわいい、あったかいお母ちゃんだった。こういう話だと、妻は主人公たちが困難を解決するにあたっての障害にさせられることがあるけど、このお母さんはほんとうにお父さんの心を支えていてすごいよかったです。子どもたちもかわいいし、つきつめると佐野家の日常が最高！！なドラマかも 慎吾くんどっかで見たことあるなと思ったらMIUのゆたかくん。どうりでかわいい。お姉ちゃんも凪のお暇の子だし、主要人物は全員怪しく見えるし、全体的にキャスティングがとても好み。
あとユースケさんの部下刑事が実はちょっと好きでした。メイン刑事の部下ってぽちゃにされがち
【以下ネタバレあり】
よかったところ
・さつき先生の、過去から現在の変貌ぶりが怖かったけど、それが納得できるプロセスでより怖くてよかった
・理解力がないので、最後ふつうに心が現在に戻ったと思って見てました。それならもっと父との再会のシーンとかないんかいと、ちょっと不満に思いながら見ていたら、、、テセウスの船のナレーションが実は文吾さんだったこと、そこで心を見つめる文吾さんの優しい目で、そういうことか、とわかったとき、どこにも行けない感情が発生して、あああーーとなりました。
わからなかったところ、ツッコミどころ
・結局、最初に文吾さんが千夏ちゃんを連れ出してたとこって解決してました？わからなかった
・現在でまさしが殺されたら、もうそれしか答えがなかったのになんかびっくりみたいにされても？原作とちがうそうなのでしかたないかもしれないけどなんだかなー
・「警察の威信」って言わせたいだけすぎて萎える
・犯人がお子さまなのはさすがにイヤだった。一般向けドラマだからサイコパスで済ませるほどまでにはファンタジーではないなあと。未来の本人に説得、洗脳されたとかならよいけど、、、
・疑われる→疑い晴れるの繰り返しすぎて、蘭ねーちゃんがコナン君を新一？と疑う茶番のあれのようでした。ちょっと飽きる
・兄弟でシンゴとシンってちょいややこしいね
