えりりん

スパイの妻のえりりんのネタバレレビュー・内容・結末

スパイの妻(2020年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

蒼井優、年齢を重ねてるのにゴージャスなマダムっぽいもの似合わないな。良くも悪くもずっと可憐で楚々とした雰囲気。話としては女と愛というものを誤解した作り。最後の方で気が狂うほど自分の心の中で思う愛を求めたヤバい女感を出してきたけれど、そもそもそんなに二人だけの愛の世界を夢見る女なんていねえわ。それを愛と勘違いするやついねえわ。事件の大きさと愛への強い執着の割に憲兵にさっさとノート持ち込むの脇甘すぎ、夫も妻信用して放置しすぎ。自分に好意を持つ男を夫の不在時に招く女はこんな夢見ない。高橋一生を観たくて観た。物語の基本がは??という感じなので残酷な面も上海の芥川龍之介みたいに生きない。戦時中の精神病院でこんなに清潔で広くて饅頭頬張って豊富なリネンやベッドに囲まれた暮らしはないよな。「こんな暮らし」させられて感はない。
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