のす

アリエスの乙女たちののすのレビュー・感想・評価

アリエスの乙女たち(1987年製作のドラマ)
4.7
乗馬の話でも百合でもありません。なんと壮絶なラブストーリーでした。前半と後半で物語がガラッと変わります。主役のナンノがめちゃくちゃ良いです!前半は周りをヤキモキさせる小悪魔だったけど後半は人が変わったような美しく哀しげな表情が印象的でした。アリエスの乙女なんだからどんなことがあっても愛を貫き通すよ!という話だけど、登場人物は十代なのに途中の壮絶な愛憎劇にはかなり心がやられて辛いです。相楽晴子はスケバン刑事IIでは仲間でビー玉とか投げてたのにアリエスの乙女たちではバチバチ敵で嫌味なやつなのでそこだけ不思議な感覚になります。梶芽衣子や野川由美子らのベテラン陣の存在感が猛烈で、そこも大映ドラマっぽくて好きです。
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