こぼちゃん

ミセン-未生-のこぼちゃんのレビュー・感想・評価

ミセン-未生-(2014年製作のドラマ)
5.0
【原作】ユン・テホ、【演出】キム・ウォンソク、【脚本】チョン・ユンジョン。商社の一流企業の物語。

囲碁の棋士を目指していた主人公が父を亡くし、母のコネで商社の一流企業に入社。高校は卒業しておらず、26才の新人。初めての社会人、コピーの取り方も知らず、馬鹿にされる毎日。

しかし、囲碁の定石から視点を変えて物事にぶつかったり、上司に借りた貿易の辞典を読破し、急速に知識を身に着けていく。新人研修でのプレゼン大会を経て、同期で4人残るが、一人、正社員になれず契約社員。

商社なので、色々な商品、各国との取引、利益を検証しての提案、想定外のトラブルの対応。女性社員に対するパワハラ。顧客や関係会社と不正取引をし私腹を肥やすもの。親が仕事で失敗し、借金の返済を肩代わり。それでも、しつこく、金をせびる毒父。

実際に、商社で色んな話を聞き、取り入れてると思うけど、あるあるの話ばかりで共感できる。

最初は、早く辞めさせようと思っていた上司が、次第に、資質やひたむきさに、成長させようとする。

商社ではなくても、仕事をする人なら、共感できることが多い。社内だけでなく、家庭での出来事や淡い恋もあったり、人生、以下に生きるべきかの励ましになる。

同じ同期でも、頭のいい女性にわざと意地悪をする上司、車内の派閥争いに巻き込まれる。キックバックなど顧客と不正をしていた先輩。
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