タイトルからして悪い予感しかしなかったので、顛末は受け入れることができました。でも、節目節目に悲劇に巻き込まれすぎな気がしました。特に最後は……。
男女雇用機会均等法施行1年目の方々の苦労があって今がある。わたし自身は若い業界だったこともありあまり苦労をしてこなかっただけに、当時は悔しい思いをした人も多かったんだろうなと。最初、主人公のプロフィールを見たときには東電OLの方を連想してしまったので、そっち方面ではなくて少しホッとした。その物語を受け入れる準備はやはり必要なので。
これは、宮本信子演じる康の母の思い込みの強さがここまで引っ張ることになったんだろうな。しなくてもよい苦労をしたわけだけれど(それは弟も)、自分で選んだからこその幸せということか。