へんり

ウルトラマンジードのへんりのレビュー・感想・評価

ウルトラマンジード(2017年製作のドラマ)
4.0
目つきの悪いウルトラマンジードです。
孤児の主人公が、父親が悪のウルトラマン=ベリアルである事を知り、やがて父親を乗り越えて自身のアイデンティティを見つける物語です。スターウォーズの例を出すまでもなく、神話的なモチーフの作品であり、かつベリアルの造形がヴェノムっぽくてかっこいいとくれば、それは面白いです。ベリアルの力を得た怪獣たちもいかにも悪そうで良い。主人公に爽やかなイケメン濱田龍臣を起用したり、ギャグシーン多目なので、ストーリーの重さとうまくバランスが取れていると思いました。ウルトラマンゼロに憑依されたサラリーマンの一人二役は本作の見所です。途中から出てきたエッチなジャーナリストも良かった。
残念なところを挙げると、予算のせいか同じ怪獣が何度も出てくる点です。またお前か…感が強い。
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