このレビューはネタバレを含みます
人の秘密がどんどん明るみになっていくサスペンスドラマ。
しかし、個人的にはあまり刺さらず、タイトルの"10の秘密"って何が10個あったんだっけって。
白河圭太(向井理)が娘の誘拐をきっかけに、別れた妻、そのパートナー、建設会社の社長、幼馴染など、いろんな人の秘密をどんどん知っていく流れだったんだけど、「それぐらいの秘密、ドラマなら普通なのでは?」っていう印象で、タイトルで"秘密推し"するほどの内容じゃなかった気がするんだよなあ。。。
結局、妻役だった仲間由紀恵がすべてを仕掛けるに至る根底にあった動機は、飽くなき上昇志向と自己中心的な価値観だったということで、理解はできるんだけど、それを感じるエピソードが人から聞いた話で、本人の行動から直接感じたわけじゃないから、印象がちょっと薄い。。。
実の娘を誘拐したってのはあったけど、そこまでする?!っていう違和感。
総じて、あんまり締らなかったな。。。
あと、向井理が14歳の娘を持つ父親役ってのが、自分と年齢が近いがゆえにちょっとびっくりだったのと、娘役の山田杏奈の演技はすごくよかったと思う。