岡田拓朗

地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子の岡田拓朗のレビュー・感想・評価

3.8
どんな仕事も素晴らしく、地味な仕事も自分次第で楽しくできる。
どんな仕事も無駄なものはなく、かけがえのないやりがいのある仕事である。
そんなことを教えてくれた。
枠に捉われず、正しいと思ったことを正しく行動に移す。
そして、それを周りも受け入れて少しずつ変わっていく。
何よりも先陣を切って河野悦子を認めて、受け入れる部長が素晴らしかった。
こんな人の下で仕事ができると楽しいだろうなーと!
やっぱり
・仕事は何をするかじゃなく、誰とするか。
・今やってる仕事にどれだけ誇りを持てるか。
は働く上で大事だなとドラマを通じて改めて感じた。
ほんで誇りを持つためには、ちゃんと仕事と向き合い続けて成功体験を積んでいかないといけない。
空気を読むことが正しいとされる日本で、自分らしく言いたいことを伝えて、行動に移して生きることにスポットライトが当てられて、かつそれが周りにプラスの影響を与えて、誰からも好かれるような存在になり得ることを伝えてくれたこのドラマは間違いなく現代に必要なドラマだったと思います!
個性的なそれぞれのメンバーはみんな大人でできた人ばかり。
悪者がいなかったのもこのドラマのいいところ!
個人的には河野悦子より森尾登代子にどんどん惹かれていった。
(逃げ恥は、ゆりさん派であることからも、大人で仕事を若干無理するくらいに我慢しながらきちんとこなして、張り詰まった状態でたまにホロっと弱さを出してくれるようなそんな女性が好きなのかもしれません。笑)
全員のよいところが相乗効果で、とんでもない仕事をやってのける。
見ていてとても楽しく気持ちいいドラマでした!
岡田拓朗

岡田拓朗