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警視-K
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警視-Kの作品紹介

警視-Kのあらすじ

今宿署に勤務する賀津勝利(勝新太郎)は、警視という身分でありながら現場が好きだという理由で署内に特別捜査室と若い二人の部下を持っている破天荒な刑事。 部下の谷(谷崎弘一)、水口(水口晴幸)や情報屋の尾張(川谷拓三)の助けを借りて独自の捜査を進め、冷酷卑劣な犯人を追いつめる。そんな賀津を見守るのは、キャンピングカーで賀津と暮らす一人娘の正美(奥村真粧美)。 今日も正義を貫く勝の投げ手錠が飛ぶ。

警視-Kの監督

警視-Kの脚本

警視-Kの主題歌/挿入歌

警視-Kの出演者

『警視-K』のエピソード情報

そのしあわせ待った!

コルトガバメントM1911

自白への道

LiLi

まぼろしのニューヨーク

息子はシロ

太陽が上に向いている

わが子に捧げる犯罪

オワリの日

いのち賭けのゲーム

その人は…ママ

ディス・イズ・ファミリー

マイ・シュガー・ベイブ

『警視-K』に投稿された感想・評価

2人の部下をつれて現場で捜査を続ける警視の話。

セリフはほぼアドリブ、音声も同時録音というリアリティを追求した作品。
なので時々、いや結構何行ってるのかよく分からない。だから事件がどうなったかも時々よく分からん時があるが、まぁ良いか!

そして勝新さんの実の娘さんも娘役として出ており、毎回ラストの掛け合いはもはやドラマを超えて親子の会話になっている。
そういった部分も含めて面白かった。
ミサホ

ミサホの感想・評価

4.3
これは大好きです。
勝新太郎ってセンスいいと思うのよね。
映像だったり、音楽だったり、カメラのアングルとか、台詞のひとつひとつとか。これは監督・勝新の実験的な作品だそうだ。

刑事の賀津(勝新)は、腕のいい刑事。相棒というか部下は、谷とピピのふたり。在籍する今宿署には賀津部屋という専用の捜査室がある。担当する事件の捜査はほとんどこの3人で行う。あとは情報屋の尾張(川谷拓三)だ。

ある程度の流れはあるのだろうが、台詞のほとんどをその場のアドリブで完成させているらしい。それが思わぬ相乗効果を生み出し、ある種のリアリティを感じさせ、笑いを誘う。実際のところ、かなりの部分でゲラゲラ笑った。

この作品、DVDでVol.6(全13話)まで買ったのだけど、字幕付いてて良かった!付いていなかったら、何言ってるか分からなかったはず。

1話ごとに必ず、娘とのキャンピングカーでのシーンで終わり、山下達郎の「マイ・シュガー・ベイブ」が流れて、なんとも言えないノスタルジーを感じる。(なんかホッコリするのよ)

賀津は可愛らしい顔をしているが、腕っぷしも強くて、そんなところがなんとなくマ・ドンソクを彷彿とさせるし、出演者も中々の渋い役者揃い。

それにしても第10話の原田美枝子には驚いた。歳を召しても十分過ぎるほど美しいが、この時の彼女は別格だ。ずっと見つめていたいほどだった。

台詞はほとんどアドリブだから、勝新の価値観なんかも反映されていて、谷とピピに対する言葉なんかは、こんな上司もしくは父、もしくは年上の友人がいたら、人間的に学ぶところが多いだろうなぁと思った。谷とピピの忠誠心にもそんな「人間的に惹かれる」賀津の人物像が表れていた気がする。

FilmarksにおいてもMark!数が少なくて残念なのだが、実に味のあるドラマだ。もっと多くの人に観て欲しい!
「必ず、ホシをあげる!」
「はーい!」
の『警視庁・捜査一課長』って勝新の『警視K』と対極にあるドラマだと思う。
勝新太郎・脚本・演出・主演『警視K』
そのアドリブ、即興の演出は「ヌーヴェルヴァーグ」徹底したリアリズム重視の演出は「カサヴェテス」日本ドラマ史上最もカオスな前衛・実験刑事ドラマ。
脚本なし(あるのは勝新の頭の中)、セリフはほぼアドリブ。
出演者全員、自分が何者でこれから何が起きるのかすら分からない。
即興芝居によるリアリズムを追求したらしいがアフレコなし全て現場録音の為みんなボソボソ喋ってるので何言ってるのか全然わかんない。
警視庁の警視Kこと賀津(ガッツ、ガッツなのに何でGじゃなくてK?)は「特別捜査室」を勝手に作り日夜犯罪捜査に当たっている。
特筆すべきは刑事ドラマでありながら何が起こっているのか、捜査をしてるのかしてないのか、ガッツは何がしたいのかボソボソ喋ってて台詞は聞き取れないし何が進行してるのかそれともしてないのか、そのほぼ全てが見てるこっちは分からないという事。
『警視庁・捜査一課長』がまるでコントの様なお約束な世界。
お決まりの展開とお決まりのセリフ。
全てが分かりやすく様式美的なマンネリズムを極限迄突き詰めたドラマで、その割には最後は「防犯カメラに映ってた」とか非常に現実的でつまらないオチになるのに対して『警視K』は徹底したリアリズムの世界でありながら最後の犯人逮捕のくだりになると突然、警視Kが鎖の部分が5mある「輪投げ手錠」という有り得ない武器で犯人を捕まえる。
この「輪投げ手錠」漫画版『ジャイアントロボ・地球の燃え尽きる日』に登場する九大天王の1人、大塚署長も同じ武器を使ってる。
奥さんの玉緒さんがKの別れた妻、本当の娘がKの娘役で出てて最後は必ず娘とキャンピングカーでの食事と会話シーンで終わる。