車に乗るほど大人じゃない。
バイクに乗るほど不良じゃない。
主人公の健二がいつも乗っているのは自転車。しかも乗り過ぎて曲芸のような乗り方まで出来るようになってしまった。
そんな健二にも社会に出るカウントダウンが始まって…。
昔見てトラウマのように心に残っていたドラマ。時々NHKって傑作ドラマを作るよね。
YouTubeで見つけて見直したけど、全然色褪せない魅力があった。
映像も素晴らしいが加藤正人の脚本もすごいと思う。
削りに削った短い台詞。断ち切るように消える彼女。
これが映画ならキネ旬のランキングに入ってもっと沢山の人に見られたかもな。そう考えると残念。
主人公の健二はこれからどうするのかな?
父親に弁当を持って行ったから、ああいう生き方をするのかな。そうだといいな。それを決断するかどうかのプールグルグルかな。