ロメロン

水の中の八月のロメロンのレビュー・感想・評価

水の中の八月(1998年製作のドラマ)
4.0
とある工業地帯に住む高校3年生の少年、その少年の一夏を描いた青春ドラマ。

面白かった。フォロワーさんに教えていただいた作品で、1998年のNHKのドラマです。(同じタイトルの映画もありますが、内容は違うらしいです)

ソフト化なし、配信なしなので、YouTubeにて鑑賞。
画質は粗々だったが、高画質の映像で観たくなるほど美しい映像。
それも1998年の作品なので懐かしい気持ちになる。
海と工業地帯が舞台なので「スワロウテイル」的だったり、寺山修司、北野武を思わせる空気を感じた。

大人でもなければ子供でもない狭間の恥ずかしさ。

好きな子ができるが、どう接したらいいか分からない。
親友との三角関係。
初めてアダルトビデオを借りに行く。
知らなかった父親の楽しみ。
姉も何だか怪しい。
理解できない大人。

熱い衝動はあるが、どうしていいか分からない。

映像と音楽の使い方もよかったなぁ。

ちょい役で芹明香も出てきて、おおっ!てなった。

また高画質で観たいと思った。
ロメロン

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