ともぞう

ブラックドッグ ~新米教師コ・ハヌル~のともぞうのレビュー・感想・評価

4.0
教師版ミセン。生徒との関わりより教師同士の話がメイン。生徒のためになることをしてあげたいと言う進学部の人々の思いに心が熱くなるし、韓国の教育事情がよく分かった。パク部長の厳しくも愛あるコハヌルへの指導が良かった。

〈あらすじ〉
塾講師のバイトをしながら、教壇に立つ日を夢見ていたコ・ハヌルは、テチ高校の臨時採用で、念願の教師になる。毎年の契約更新に怯える臨時採用とはいえ、教師は教師。ハヌルは、初めて学校で教えることに胸を躍らせていた。ところがいざ学校に行ってみると、学校の上層部に自分の叔父がいることを知る。数年に一度会うか会わないかの叔父の勤務先など、ハヌルは知らなかったのだ。そんな事情を知らない先輩教師や同僚から“コネ採用”と冷ややかな視線を浴びせられ、辞めるかどうか考えあぐねるハヌル。すると、上司のパク・ソンスン進学部長から「生徒を見捨てる教師は、他の場所でも教える資格はない」と諭される。始業式の日。ハヌルは決意を新たに、学校へと向かう。学校に着くと、受験の相談をしたいという保護者が突然学校を訪ねてくる。ハヌル以外の進学部の教師が不在だったため、ハヌルは塾での経験を活かして対応し、保護者の好感を得ることに成功するのだが…。
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