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悪魔の手毬唄のShoMのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(2009年製作のドラマ)
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結果的に最終作となった稲垣吾郎の金田一シリーズ。

金田一と橘の自転車二人乗り、仁科亜季子の起用など過去作へのオマージュを散りばめながら、過去の映像化では拾われなかった細かい要素も拾い、整理しながらも原作に沿った展開がこのシリーズの特徴。CGやグレーディングを多用した絵作りも好きなんだが……。

ただこの「悪魔の手毬唄」はこれまでに比べて演出が過剰。序盤の多々羅放庵を神出鬼没にする必然性はなく、手毬唄との対比なんだろうけど「青い山脈」も繰り返される過ぎてクドい。そして謎解きにおいての犯人のリアクションも。
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