よびちゃん

有村架純の撮休のよびちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

有村架純の撮休(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

有村架純だから成り立つ、作り手が妄想した有村架純を浴びるオムニバスドラマ。

是枝裕和の1,3話が段違いに良くて、やっぱり映画作り上手いんだ、全作見ないとなと思った。そしてその脚本や7話の監督が是枝さんの弟子的な人のようで、やはり上手だった。Netflixで映画やドラマを作って後進を育成、みたいなことも始めてるみたいだしすげぇわ。
今泉力哉監督の回もまぁまぁ好きだった。特に6話が面白い。山岸聖太さんはやっぱり場違い感あったが、こういう気を抜いて見られるエピソードもいいよねという感じ。

1話 不倫という言葉を使わず表現し察させる上手さ。芸能人としての葛藤(人の目、別の人生の夢想)。隠れんぼの男の子と店長に関する「奥さんいないなら」で示唆されるテーマ。食器と座る位置が父と同じと指摘、父の息子と知らされる。不倫してたのか、と冷たくする(「母からなので」)。日本一高いビル 阿倍野と横浜対比、思い出の一致と盗られたような寂しさ。男に電話かけ息子。驚き・落胆、親との相似。そんなこと言うために帰った(仲良くしよう)。不倫は母と告白「奪ってしまったから返してるようなもの」関係は同じだが順序と罪の意識の場所がひっくり返る。
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