"有村架純の撮休"という名のドラマ撮影風景。"有村架純の本当の撮休とは一切関係ありません"というテロップが出てくる。当たり前だがフィクションなのである。私は本当にあった有村架純の撮休を再現してるのかなぁと思ったので、ちょっと意外だった。
内容も自然な休日の1ページというよりかは、ガチガチに脚本が練られた濃い人間ドラマが展開されていた。
1話目から有村架純が母親と過ごす休日風のほのぼのとした風景が展開されるが、実はある人物(演じたのが満島真之介と言うのが絶妙)の出現によりかなりギスギスした人間関係が描かれており嫌な気分にさせられた。先制パンチを喰らう。
続く今泉力哉監督による2話目がまた素晴らしいほどに最低な男が出てくるんだけど、とことん正論をかます有村架純にスカッとする事請け合い。女友達役の伊藤沙莉の存在感もあってとても良かった。
3話目以降はそこまで特筆する内容ではなかったが、最後のバッティングセンターのやつはなんだかしんみりさせられて余韻に浸れた。休日を1人でバッティングセンターで過ごすのっていいなあ。