岸辺のアルバムのネタバレレビュー・内容・結末

『岸辺のアルバム』に投稿されたネタバレ・内容・結末

ふるーいホームドラマと侮ってみ始めたが、かなり鋭く家父長制の無理を暴いていて驚く。父親の持つ、細かい世話を妻にさせ好きに感情を垂れ流し時に手を上げる、あの権威とプライドは単に経済的責任を負っていると…

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1話から15話まで毎回、本物の言葉のやりとりに心を掴まれて、いかに普段周りと(自分とも)何も話せてないかってことが突きつけられるような思い。
最後、下流に漂着した屋根を見つけた家族が走る姿を上空から…

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壊れそうになっても壊したくなっても家族は家族なんだなーー

冒頭のラジコン飛行機が窓に突っ込んでくる演出
田島家の崩壊を暗示していたということに気づき、さすが山田太一つかみがすげーぜ‼︎と衝撃を受け…

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物語中盤以降おもしろくなった。
家族の「秘密」を描く山田太一作品の中でも特にこの作品は、向田邦子のその後のホームドラマ作品(「阿修羅のごとく」など)にもかなり影響を与えたのではないかと思う。

1話
見続けたくなるような始まりではないが、誰かの薦めだったし、評価が高いので、続けてみる。
国広富之は下手だな。

5話
しつこいし、くどい男だが、会いに行く奴もどうかと思う。
どっちもどっちの、…

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山田太一、全部面白い(というか、凄い)。

道を歩く主婦・八千草薫のショットが、そういえば、最近観たロマンポルノでも風祭ゆきによって反復されていた。

ファミリードラマに一石を投じた金字塔。
家族個々の秘密というテーマ、それは30余年を経た全く別のドラマ「ありふれた奇跡」でも展開されている。

「獅子奮迅だよ…」というセリフが何故かささり今でも時折…

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 家族それぞれのトラブルや不幸が描かれている。しかし、お父さんが会社人間で家庭を顧みないなど、今にして思えば景気のいい時代の嬉しい悲鳴で、現実の未来は低賃金や貧困にあえいでいる。専業主婦なんて富裕層…

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70年代を思い出させる。笑いもほとんど無く、真面目だけど少し暗く鬱々とした空気が続く。最後に一気に全てを押し流す洪水の迫力と、明るい終わり方が救い。


人はいちばん近しい人ほど疎かにしてしまう。
いるのが当たり前だと勘違いしてしまう。
適当に扱ってしまう。

素直になるのが恥ずかしくて
煩わしくて
心配かけたくなくて
大切な事ほど言えなくなる。

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