1897年のBazar de la Charité火災から始まります。主要な登場人物は3人。
① アリス。お若いお嬢様。火災時点では婚約中。父は投資に失敗したため一文無しで、アリスの婚約者の財産に期待度10000%。②アドリエンヌの姪。
② アドリエンヌ。火災を利用して死んだふりしようとします。夫は元老院次期議長の最有力候補でDV野郎。①アリスの母の妹、つまり叔母。
③ ローズ。顔面を含む大火傷を負います。火災で死んだ娘(オデット、①アリスの友人)の婿に財産を取られたくないオデットの母に、無理矢理オデットのふりを強いられます。①アリスのお宅のメイドさんでした。
上流階級のジジイどもの腐り具合が素晴らしいです。ど外道。
若い小僧(ジュリアン、アリスの婚約者)のチ☆カスぶりも見事です。
話は3者3様でまあまあですが、やっぱり予定調和的で、必須のおたんこなす的行動もあります。