日本のドラマで久しぶりに面白かった。
小道具がやたら凝ってることと一人ひとりの性格やキャラを話させないで映像で見せるところなど。
松たか子は髪型かわいいし、満島ひかりはアナデルマスだし、高橋一生はビオラ下手そうだし、松田優作息子のどんくさいキャラが良かった。
いちいち脇も巧い人を持ってきてるので安心して見られた。
ただ浅さが否めない。
社会問題が盛り込んでないからか、家族の問題もありきたりすぎて甘い。
あと主人公たちの設定が現実的ではなさすぎる。クラシック音楽をやってる子は普通の家よりだいぶみんなお金持ちですよ。教育に投資しないと子供は音楽を続けられません。皆さんかなり壮絶な子供時代設定なのにみんなお嬢さんお坊ちゃんの行動で有り得なさすぎるのが難。
昔の癖が出る。。とかの設定も欲しかった。
あまりにも無茶くり設定が幼稚。日本のドラマの限界なのか。日本の視聴者はそこまで考えないのか。
白人とリムジン乗ってきたら成功者なの?こういう価値観戦後のパンパンと同じじゃないですか?ゾッとしましたよ。
今のアジアの成功者としてはシンガポールの不動産王とかそっちだと思うんだけどな。
楽しい台詞回し。やっぱり松たか子のおばさんファッションも素敵でした。