パドゥ

カルテットのパドゥのネタバレレビュー・内容・結末

カルテット(2017年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

カテゴリーが難しい。
コメディ、サスペンス、恋愛、色々ミックスされてるけど、まとまってる。
ベースは、弦楽器奏者で、プロにもなれず、だからといって趣味にすることもできない4人の男女が、夢を諦めきれず共同生活をしながら細々と活動する話。

坂元裕二の書く台詞は長いから覚えるの大変そうだなーと彼の書いたドラマを見るたびに思う(笑)
核心を突くような台詞もあるので、ハッとする。
今回は、好きなことを趣味にできたら幸せだけど夢にしたら泥沼、とか、志のある三流は四流、とか。

松たか子とクドカンの夫婦がすれ違っていくシーンは、あぁ、そうゆうのあるよなぁと思いつつ見てた。
レモンかけるかけないのような些細なことで、本音を言えない時点で夫婦としてやっていくのは難しいかも。
クドカンが松たか子のことを愛してるけど好きじゃないっていう台詞。
取りようによっては恋人から家族になれた証しとも思えるのだけど、クドカンはいつまでも恋人のような妻を求めてて、すれ違う。

満島ひかりはめっちゃかわいい。
吉岡里帆はどん兵衛のCMしかみたことなかったけど、こんな演技も出来るんや。
坂元裕二、男の人なのに、女のヤな部分の描写が鋭い。
パドゥ

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