このレビューはネタバレを含みます
社会派ドラマのフリしてエンタメとしての強度が強すぎる。“泣けるクライムサスペンス”と言ってしまうのは少々雑な気もするが、確かにエンタメとして興味を持続させる力があった。ワクワクしちゃったもん。逆にそこが引っかかる人もいそうだけど。
もちろん“母親”の描写は徹底的に深く考察され母性信仰的な嫌さはない。
最終話で「そういうの、男の人の幻想です」と言い放つ田中裕子とそれを受けてか「聖母」をゴミ箱に捨てる山本耕史。この描写があるかどうかで全然違う。信頼できる。
つぐみが流石に自分の感情を制御出来すぎてて子供に見えない時はある。特に最終話、お母さんより大人。
芦田愛菜はやっぱり天才なんですね。凄すぎると思います。
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