以前「woman」を観て良かったので同じ坂元裕二脚本の本作品も観ることに。
北海道室蘭の冬、寒空の夜にゴミ袋に入れられ捨てられた女の子
そんな児童虐待を目の当たりにした担任の先生がその子を連れ出して東京へ逃げ出す…
田中裕子、高畑淳子、松雪泰子、尾野真千子の4人の母親と子がそれぞれ交差する心情を絶妙に描いている。
特に田中裕子の不器用な母親役がハマり役。これが受けて「woman」でも起用されたとか。東京タワーのエピソードが泣けた。
尾野真千子が演じるのは虐待するどうしようもない毒親なのだけど、ちょい可哀相に思えた。
芦田愛菜が演じる、れなちゃんは7歳くらいの女の子。普通その歳で必要とする年齢は9〜11歳の子だったらしい
芦田愛菜は当時5、6歳で7歳の役をオーディションで勝ち取った。
なんなんでしょうこの子。
実力演技派の女優たちを前に物怖せずどんどん入ってくるし
何でも芦田愛菜というキャラクターに合わせて脚本を書き直したらしい。凄いね。
そう、「woman」「mother」と出て来たら浮かぶのはジョンレノン
ちなみに「ライブインニューヨークシティ」版の「mother」が一番良いね。
ジョンの悲痛な叫びに引き込まれる
