りーん

コペンハーゲン/首相の決断 シーズン1のりーんのレビュー・感想・評価

3.7
なんとなく観はじめたら濃かった。
首相ってこんなにも孤独なものなのかと思ってしまった。
それは彼女だからなのだろうか。
母であり妻であるけど、首相である立場によってその姿から遠ざかっていく。
妥協し偽り切り捨てながら首相としての姿を保つ中で、「心がない」と言われるなんて辛すぎる。
真摯に道を貫いていても嘘をつかざるを得ないし。
取引とか業務上のあれこれが、日本でもあるんだろうなと勉強になった。
軍事産業とか接待の問題とかも印象的。
さらに、報道陣の動きもわかるのが見応えあった。やっぱり首相側と取引しているものなんだなと思った。
真実を追求したい熱いジャーナリズムも、国が相手だと難しくなってしまうのがもどかしい。ついでに、世の人はそれほど政治に関心があるわけではないって事実もチラッと描写されていて記憶に残ってる。
本編始まる前に偉人とかの格言があるところ好き。
TV1局長のソーレン・マリンさん素敵だった。メガネ似合う。
りーん

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