LEE

精武門のLEEのレビュー・感想・評価

精武門(1995年製作のドラマ)
4.0
李小龍の不朽の名作のリメイクドラマ
香港のドラマを総集編じゃなくて、ちゃんと全話見たのは初めてかも


元々一本の映画を30話のドラマに引き延ばすのは流石に無理なので、原作に比べるとかなりオリジナル要素の多い作品となっている
映画は霍元甲が亡くなった所から始まるけど、本作がそこに到達するのは20話ぐらい
そこへ到達するまではどんなことが描かれるのかというと、村の青年であった陳真が上海で霍元甲とで会うことで成長していく様子を描いている
これがかなり面白かった
で、霍元甲が亡くなってからはとにかく陰惨な展開が続くので正直見ていてしんどい
それとアクションも1話につき3シーンぐらいあったんだけど、ここらへんから少なくなってくるし、クオリティも明らかに落ちてきて、息切れ感が伝わって来てしまっていた
割と前半はいい日本人もいるという精武英雄みたいなアプローチだったけど、後半はゴリゴリの抗日ドラマになってしまったのは残念


後半は色々と思うところがあったけど、全体的にアクションのクオリティは高いし、陳木の前日譚部分が面白くて満足でした
ハンカーロも全話日本で今からでもリリースされないかなぁ
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