人との付き合いのなかで誰もが経験したことのあるエピソードをヒロイン４人が代わってくれる。
どのヒロインもものすごく身近で、「職場か飲みの席できいたんだっけ？」っていう独白を映像化されたような感覚だった。
主人公の思考やドラマパートはなかなか共感しにくい部分ではあるけど、クライマックスでようやく人間らしくなる。
“伊藤くん”が明かされるシーンはドラマの真骨頂というか、わかってたはずなのに「えええ、この人？！」ってなるドキドキ感と驚きがあった。
笑顔がひたすら気持ち悪くて、ヒロインたち全員に見せてる顔が違うのにどれも合点がいって、ほんとうに不思議な男だと思う。
