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左手一本のシュートのautumnのレビュー・感想・評価

左手一本のシュート(2020年製作のドラマ)
3.7
〝バスケットボール“
私も小学校から高校までずっとバスケ部でこのドラマをみてすごく昔バスケ部だった頃のことをたくさん思い出した。
見て一番思うことは正幸さんの〝強さ“
右半身付随になってその見た目にも障害が残っていることがわかってしまう
それなのにちゃんと学校に通うだけでなく大好きなバスケをやるべくできないと言われたコートに立つことを実際にやってのけた。
元々バスケがすごく上手くて、実力も認められていたらこそ、特にそのギャップでむしろバスケが嫌いになってしまうと私だったら思うし、自分の身体が動かない、ボールをちゃんと掴めない状態で、コートにたちたいと思えない。
正幸さんはそれを分かって、みんなから違う意味で注目されてしまうことをわかっていてコートに立ちたいに決まってると言い切れることがすごいと思った。
そしてもう一つ。バスケ部のチームメイト
本当にこんないい人たちなのか?と疑問になったくらい。
後輩のけんたくんなんて、憧れていたからこそその先輩の姿のギャップに拒んでしまうはずなのに、そうではなく全力でサポートするところがすごいなと。
正幸さんが実際にシュートを入れられた試合も正幸さんがその3分程度出場するために点差をつけ、そして正幸さんがコートに入るために1人はユニホームをもらえていないことも事実。
でもバスケ部の監督が言っていた様に〝勝つことがすでて“ではないと私も思う。
大人になって社会人になってふと昔を振り返った時素敵な思い出になってたりそこで学んだことが生かせることが学生時代のスポーツにおいて大事なことなのかなと私も思う。
実際に私も9年間のバスケ部生活の中で学んだことや経験がすごく生かされているなと思う瞬間がすごくあるし、そこでできた仲間とは今でも会って新しくできた友達とはまた違う絆がある。

そんな自分の昔のことも思い出させてくれる素敵なドラマだった
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