昨年アニメ「魔道祖師」を観て面白かったので、前から気になっていたドラマ「陳情令」を観るタイミングだ！となり今日で完走。
アニメ版でも思いましたが、前半はちょっと進み具合が遅い？という訳ではないと思いますが、若干物足りなさを感じ、観るのが遅くなりましたが、後半からはググッと面白くなりました。特に30話以降、40〜50話の10話は本当に面白かった。引き込まれました！伏線回収が凄かったと言うか、そういうことか！ってなるところが多くて良かったです。
物語としては、魏嬰がやっぱり色々とかわいそうだなぁ…って思います。（アニメ版を観ていても思いました）温家の溫情と溫寧たちを助けていくところはグッときます。彼らのラストも切ないし、溫寧に関しては本当良いように使われていてかわいそうだなぁ…って思いますがラストは良きです。
そして藍湛との友情の深まり方は、ドラマ版は良いですね。2人の関係が、特に藍湛が魏嬰を助けていく感じが素敵でした。彼とのことで後悔していることがある分、蘇った彼を支えようとするところが友情の深さを感じれました。
そんな中で、江澄と師姉との関係は本当に切ないし辛い…江澄とは義兄弟とだけあり、ライバル心というか、江澄自身が魏嬰に嫉妬してる感もあり、最後まで辛く当たりますが、それは仕方ないところでもあり苦しいです。しかしラストにかけてある事実を知り、魏嬰からの恩返しなる愛情を感じるところは切なくなりウルッとしました。2人にはケンカしながらワイワイしていてほしいって思いました。師姉は…最後まで本当に優しいお姉さんで最高でした。だからこそ幸せになって欲しかった…お姉ちゃんのキャラクターソングがありますが、その曲がすごく良くて、また姉としての感情移入もしてしまい、毎回ウルウルしてしまいました。
そして金光瑶。こいつは最初から苦手でしたが、最後までずっと苦手で、さすがだな…ってなるキャラでした。ある意味素晴らしい。私としてはわかりやすい悪役キャラなのにラスト盛り上げてくれたなぁと思いました。最期は個人的に物足りなさを感じましたが、仕方ないですね。恩を仇で返すとはこの事だなぁと実感する人でした。彼の境遇も可哀想なんですが、それを上回る悪行の数々なのでね…。というか、蘭陵金氏たちはひどい…そりゃあそうなるわ…って思いました。だからこそ、金凌は可哀想です。
語り出すとキャラが多すぎてキリがないのでこの辺りで。最後に役者達のことを言えば、主役2人、シャオジャンとワンイーボー良かったです〜すごく合ってました！シャオジャンの魏嬰は、可愛らしい表情と憎めないキャラなのに戦う時は妖艶な感じが良かったし、ワンイーボーの藍湛は衣装といいキャラのイメージといい美しくて素晴らしかった。人気になるのも納得です。陳情令は若手の俳優さんをたくさん配役されたのか、知らない顔ぶればかりでしたが楽しめました！今回は字幕で観ましたが、いつか吹き替えでも観てみたいと思う作品でした！アニメ版のラストも楽しみですし、いつか原作も読んでみたいなぁなんて思いました！
