rmhチョコがけ

陳情令のrmhチョコがけのネタバレレビュー・内容・結末

陳情令(2019年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

全50話、完走できて感無量…
原作ありき、BL要素を削ぎ落とした脚本、ということを知る。
どおりでドラマ視聴途中で、ん⁈ん⁈てなる部分が出てくるわけだと、現在原作を読んでいる途中なので、ドラマ評価は控えます。

若干未消化感はあるものの、主題は明確で筋が通っており、中華ファンタジースペクタクルドラマとしては、すごく面白いと思った。

キャラ設定も抜群で、こりゃみんなから愛されるなぁ…と納得。
役者さんたちもとにかく美しいし、可愛いし、魅力的な人たちばかり。

原作がどうなっているかまだ分からないので、まだなんとも言えないが、気になった点が2点ある。

1.エンディングのとっ散らかり様
ラストは、山頂で2人がそれぞれの道を歩み始めて、うぇいいんがらんじゃんの声に振り返って(幻聴であること希望。そこにらんじゃんはいないが、いつもそばにいるという描写希望)微笑み、で暗転→「忘羨」でよかったでしょう…

どした?なんで「忘羨」2回流した?w
別れから再会?なのか、らんじゃんに引き止められたのか、一緒になるの早くない?

らんじゃんが仙督になるのは大事な要素だけど、個人的にはそれをうぇいいんが風の噂で聞いて、遠くから祝福する、ていう流れのほうか粋な気がする。
今生の別れじゃない。志が同じなら、この天下という広い住処の下、またいつか会えるし、いつでもそばにいる、ていう意味合いで。
でも原作がどうか、楽しみ。

2.抱山散人の存在と、うぇいいんの母の薄い描写
ラスト絶対うぇいいんの母がらみ案件来ると思ったんだけどなー…
だったら抱山散人の存在意義は⁈てなった。
これも原作要確認。

でも、結論としては面白かったです‼︎

※原作読了後の追記※
原作は本当にBL要素がかなり重要な要素として存在し、ラストもドラマと全然違うため、ある意味で別作品として考えたほうがいいかもしれないと思った。
改めて、ドラマの脚本の出来は良かったのではないかと思う。これはこれで素晴らしい。
ファンタジーなので描写の限界や、時間制限があるのでドラマでは説明しきれない部分もあったが、そこは致し方ない。

ただ、魏嬰の母親の言葉でドラマには取り入れられてなかったのがあり、そこは自己犠牲の塊である魏嬰の原点ともなる部分だと思われたので、惜しいなと思う。