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クィア・アズ・フォーク シーズン1のMIDORIのレビュー・感想・評価

4.0
高校1〜2年生の頃にたまたま夜中に放送されていた映画「ボーイズ・ドント・クライ」を見てから、LGBTQという世界を知らなかった自分の無知に恥を感じて、ドラマ「Lの世界」などを見ていく過程で出会ったのが、「クィア・アズ・フォーク」でした。

ジャスティンがゲイの世界に飛び込んでいくところから始まり、よりによって最初に出会ったのがゲイの中では有名なモテ男のブライアン。毎日ベッドを共にする相手を変えているブライアンに恋をしたジャスティンを最初は鬱陶しがりますが、いつしか二人はかけがえないのない存在になっていくまでを描いています。

好きになる性の対象が同性になるだけで、生きていくことがとても大変になること。理由なき差別に遭うこと。とても深いドラマです。

今回このレビューを書きたくなったきっかけは、この作品がNBCでリメイクされるのでは?というニュースを見て、思わず過去に見たクィア・アズ・フォークの感想を書きたくなりました。

性的描写が多いからなのか、日本ではDVD化されていませんが、知られざる名作ドラマです。機会があればまた全シーズン見たいです。
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