にし

リプリーのにしのネタバレレビュー・内容・結末

リプリー(2024年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

マット・デイモンの映画を観た後にドラマ版があることを知って観てみた。1999年の映画なのに何故おすすめに出てきたのかと不思議に思ってたら、ドラマ版を出したからか。

映画の方が若く初々しいトムだった。ドラマは中年詐欺師。その差に始めは慣れなかったけど、次第に引きこまれて2日で見終わった。

青い空と青い海など、カラーで見たくなる景色がいっぱいあったけど、モノクロは味があった。

映画より細かく描写されていて、わかりやすかった。映画の方は、出会うまでのトムの苦戦(階段登ったり降りたりとか水着を買う場面)や、ディッキーの死体や船の始末方法が描かれてなかったので。ディッキーの死体を船から落とす前にトムが海に落ちてしまう場面はハラハラした。よく死なんかったな…まあドラマやからか…という場面だった。

彼女や殺された友達などの印象も映画とは全く違った。彼女は初めからトムを疑い嫌ってたし、殺された友達は若くて細かった。

結末はドラマの方がトムにとって希望があってよかった。映画は最後にもう1人殺してて先のない終わり方だった。どちらにしてもトムはサイコパス。
にし

にし