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白華の姫~失われた記憶と3つの愛~のerikaのレビュー・感想・評価

4.0
記憶を失い目覚めた容楽は、西啓の皇帝・容斉にここは西啓の皇宮であり自身は皇帝の妹で長公主・容楽だと告げられる。容斉のもとで穏やかな日々を過ごす容楽だったが、義母の皇太后に強制され北臨へ嫁ぐことに...。西啓を発つ際に容斉は容楽に北臨にある兵法書"山河志"を探しだせば、西啓へと呼び戻すと約束する。北臨へ輿入れした容楽は、宮中では仮面を付け公主として過ごしながら、街では茶楼の女主人・漫夭として山河志を探す生活を送る。一方、容楽の婚姻相手である無憂は女嫌いで縁談を拒んでいたが、茶楼で漫夭に出会い彼女の正体を知らぬまま惹かれていく。

全然期待せず観たらめっちゃ良かった✨ストーリーも結構しっかりしていて、段階的に謎が明かされ物語の全貌が明らかになっていくので退屈に思うヒマもなかったです。容楽を想う3人の男性の三者三様の愛の形と、3人の男性に想われいてもただ一人を一途に愛した容楽の愛に惹き込まれました。

無憂(アーリフ・リー)「ただ1つの愛を貫く、気高き皇子」正カップル。どうしても面長なお顔が気になってしまうけど、容楽との恋愛が始まれば無憂の一途さに華流マジックが発動しましになったかな。(それでも気になる笑)仁徳と優秀さから主君であることを望まれる無憂ですが、立場と愛を天秤に掛けられたとしても、容楽へのブレない愛の姿勢がイケメン度を上げてましたね~。しかも、君主の責任も放棄しない周到さ!俺様ぽいのに一歩引いて見守る愛を選べるとこもギャップで良き🙆

傅籌(ジン・チャオ)「復讐と愛の狭間で揺れる、大将軍」私の推しだったんだけども...とにかく不憫な男。彼だけが悪い訳じゃないのに😢容楽の気持ちが自分にないと知りつつ彼女を愛し、どんなに心を引き裂かれる思いをしても容楽を大切に想う気持ちを持っていた人。ただただ間が悪くてひたすら報われない。縁がないっていうことなのか。話してる時ひょこひょこ動く癖好きだったなー。別作品で幸せな役を演じることを願う。

容斉(レオ・ロー)「悲しき宿命の裏に、愛を秘める若き皇帝」最後に全てを持っていった男。ラストシーンの演技は圧巻で、衝撃的だったのもあって記憶に焼き付いています。彼の眼差しは間違いなく容楽を愛しているのに、行動は裏切りでしかなくてずっともやもや💧でも、終わってみると誰よりも深い愛だった。何度「お魚さーーーん!!」と叫んだことか。(別ドラでのヒロインからの愛称)そろそろレオ・ローも幸せになっているところが見たいので主演ドラマを探そうかな😶
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